そんな方におすすめなのが 「ワードスナイパー」 です。 これは、カードに書かれた言葉を瞬時に思い浮かべて発表するゲームで、遊びながら語彙を増やすのにぴったり。 さらに、自作すればお子さんの成長に合わせたカスタマイズが可能です。
我が家でもワードスナイパーを試してみたところ、「こんな言葉知ってるんだ!」と驚くことが何度もありました。 言葉のキャッチボールが増えることで、自然とコミュニケーションも活発になります。

この記事では、 ワードスナイパーの療育的な効果 と 自作方法、サイコロアレンジ について詳しく解説します。 さらに、最後には 「自作が面倒な方向けに市販品」 も紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
ワードスナイパーとは? 療育的な効果を解説
ワードスナイパーの基本ルール
「ワードスナイパー」は、お題カードと冒頭の文字カードを組み合わせて、素早く言葉を発表するゲーム です。
- お題カード を1枚引く(例:「動物」)
- 冒頭の文字カード を1枚引く(例:「い」)
- その条件に合う言葉を素早く発表する(例:「いぬ」「いぐあな」)
他にも…
・お題カード:「食べ物」
・冒頭の文字カード:「さ」
この場合、プレイヤーは「さくらんぼ」「サンドイッチ」「さけ」など、ルールに合う言葉を瞬時に考えて発表します。
シンプルなルールですが、組み合わせによって難易度が変わるため、子どもの語彙力に合わせて調整できます。
どんな力が身につく?(語彙力・瞬発力・思考力)
ワードスナイパーは、遊びながら 語彙力や瞬発力、思考力 を鍛えられるのが特徴です。
発達グレーゾーンの子どもにおすすめの理由
発達グレーゾーンの子どもは、言葉の引き出しが少なかったり、自分の考えを言葉にするのが苦手なことがあります。 しかし、ワードスナイパーなら ゲーム感覚で楽しく語彙力を伸ばせる のが魅力です。
また、正解・不正解がなく、自由に言葉を考えられるので、「間違えたらどうしよう…」という不安を感じにくく、自己表現の練習にもなります。
ワードスナイパーの自作方法! 簡単に作れる手順を紹介
ワードスナイパーは、100均のアイテムや家にあるもので簡単に手作り できます! 自作すれば、子どもの興味に合わせたオリジナルの内容にアレンジできるので、より楽しく遊べます。
用意するもの カード(厚紙や画用紙でOK)
ペン(または印刷用のPC・プリンター)
サイコロ(アレンジ用/なくてもOK)
作り方
① お題カードを作る
まず、「お題カード」を作ります。子どもが考えやすいテーマから始めるのがおすすめ!
- 動物
- 乗り物
- 食べ物
- 季節のもの(春の花、冬に食べるもの など)
- 色が○○のもの(赤いもの、青いもの など)
→ 画用紙や厚紙にお題を書き、カードとしてカットします。
② 文字カードを作る
次に、「冒頭の文字カード」を作ります。
- さ
- た
- み
- え など
→ お題カードと同じく、画用紙や厚紙に書いてカットしましょう。
ひらがな50音すべてを作る必要はなく、よく使う文字を中心にすると◎
子どもが苦手な文字や、よく間違える文字を意識して作ると学習にも役立ちます。
③ ルールを決めて遊んでみよう!
さらに、サイコロをプラスするアレンジ もおすすめです!
ワードスナイパー × サイコロアレンジで楽しく語彙力UP!
基本の「お題カード」はそのままに、サイコロを使ってさらに遊びの幅を広げるアレンジルール を紹介します!
サイコロを使った遊び方(アレンジルール)
- お題カード を1枚引く
- サイコロを振る(1~6の目)
- 出た目の数の文字数の言葉を言う
- 1が出たら、もう一回振る
例えば…
- 🎲 2 →「うし」
- 🎲 4 →「ライオン」
- 🎲 6 →「ツキノワグマ」
ルールのポイント
✅ 文字数が指定されることで、より考える力が鍛えられる!
✅ 1は再チャレンジ OK
さらにアレンジ!計算しながら語彙力UP
- サイコロを2つ振る
- 出た目の合計の文字数の言葉を言う
例えば…
お題「食べ物」の場合
- 🎲 1 + 3 = 4 →「おにぎり」
- 🎲 2 + 5 = 7 →「アイスクリーム」
- 🎲 3 + 3 = 6 →「アスパラガス」
計算のポイント
✅ 数字の合計を考えるので、算数のトレーニングになる!
✅ 文字数を意識することで、語彙力UP&発想力UP!
✅ 文字数が多くなると難易度アップ!辞書を引く練習にも活用してみて!
もっと遊びたいときの追加ルール
① 制限時間をつける!
砂時計やタイマーを使って、5秒以内に答えるルールを追加すると、よりスリル満点に!
② 禁止ワードを作る!
例えば、「動物」なら「犬・猫は禁止」など、よく出る言葉を封印することで、難易度UP&発想力UP!
③ 逆バージョンで遊ぶ!
サイコロの目の数だけ単語を言うルールにすると、瞬発力が鍛えられます。
おすすめのワードスナイパー【市販品】
療育遊びをもっと手軽に楽しみたいなら、市販の知育おもちゃや教材もとても便利です。
まとめ
この記事では、発達グレーゾーンの子どもでも楽しめる療育遊びについて、具体的なアイデアを紹介しました。遊びを通して、言葉やコミュニケーションを育むことができます。
- サイコロを使った言葉遊びで発想力や語彙力をアップ!
- 数字を組み合わせて計算力も楽しく練習できる!
- 親子で一緒に楽しみながら、自然と学びの要素を取り入れられる。
おうちで簡単にできる療育遊びを取り入れることで、子どもの得意や苦手を発見しながら、成長をしっかりサポートできます。ぜひ、無理なく楽しめる範囲で取り入れてみてくださいね。
親子の笑顔が増える時間になりますように!
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