トランプを使えば、楽しく遊びながら計算力・記憶力・論理的思考を伸ばせます!
私も、子どもに勉強を好きになってほしくて色々試しました。でも、机に向かわせるだけではすぐ飽きてしまう…。そこでトランプを活用してみたら、遊び感覚で学べるだけでなく、感情のコントロールや思考力の向上にもつながると気づきました。
実際に、トランプ遊びは脳科学的にも効果があるとされています。ルールを覚えたり、相手の手札を推測したりすることで、前頭葉を刺激し、記憶力や思考力が向上すると言われています。
この記事では、年齢別にトランプを活用した知育アイデアを紹介します。
遊びながら学べるトランプゲームを取り入れることで、子どもの成長を実感しながら楽しい時間を過ごせますよ!
- 未就学児向け:シンプルなルールで遊べる知育ゲーム
- 小学生向け:計算や記憶力アップにつながる応用ゲーム
- 負けを受け入れる力を育てる工夫も紹介
トランプを知育に活用するメリット

遊びながら学べる理由
トランプは、遊びながら学習の要素を自然に取り入れられる優れたツールです。
- 手軽に始められる:特別な道具は不要で、1組のトランプがあればOK!
- ゲーム性がある:子どもが「楽しい!」と感じることで、学習へのハードルが下がる
- ルールを守る習慣が身につく:順番を守る、カードを並べるなどの基本ルールが学べる

「勉強しなさい」と言われるとやる気がなくなる子も、ゲームとして取り入れれば意欲的に取り組めることが多いです。
どんな力が身につく?
トランプ遊びを通して、以下のような力が育ちます。
- 計算力(合計10ゲーム、足し算バトル)
- 記憶力(神経衰弱)
- 論理的思考力(7並べ、大富豪)
- 注意力・集中力(スピード、ババ抜き)
- 感情のコントロール(負けても受け入れる力)
特に、発達グレーゾーンの子どもにとっては、楽しみながら社会性を育てるきっかけにもなります。我が家では、勝ち負けにこだわりすぎていた子どもが、少しずつ「負けても楽しい」と思えるようになりました。
【未就学児向け】トランプを使った知育遊び

未就学児(4~6歳)には、数字に親しみながら遊べるシンプルなルールのゲームがおすすめです。ここでは、楽しく学べるトランプ遊びを3つ紹介します。
数字に親しむ遊び(どっちの数字が大きい?)
- トランプをよく切り、山札を作る。
- プレイヤー2人で順番に1枚ずつ引く。
- 数字が大きい方が勝ち!(または、小さい方が勝ちにしてもOK)
- 先に○回勝った方がゲーム終了。
【知育ポイント】
- 数字の大小を直感的に理解できる
- ルールを守る練習になる
記憶力を鍛える遊び(神経衰弱)
- カードをすべて裏向きに並べる。
- 順番に2枚ずつめくり、同じ数字ならゲット!違う場合は元に戻す。
- 最後に取ったカードが多い方が勝ち。
【知育ポイント】
- ワーキングメモリーを鍛える(めくったカードの位置を覚える)
- 注意力・集中力が高まる

我が家では、最初は適当にめくっていた子どもが、だんだんと「ここにあったはず!」と戦略的に考えられるようになりました。
ルールを守る力を育てる遊び(ババ抜き)
- ジョーカーを入れてトランプをよく混ぜ、全員に配る。
- 手持ちのペアを場に出す。
- 順番に隣の人の手札から1枚引き、ペアがあれば出す。
- 最後にジョーカーを持っていた人が負け。
【知育ポイント】
- 勝ち負けのある遊びに慣れる
- 順番を守る、相手の表情を読み取る

うちの子は最初、ジョーカーを引いた瞬間に泣いていましたが、「ゲームだから負けても大丈夫!」と繰り返すうちに、少しずつ楽しめるようになりました。
【小学生向け】学びにつながるトランプ遊び
小学生になると、トランプを使って計算力・記憶力・論理的思考力を鍛える遊びが効果的です。ここでは、学習につながる2つのトランプゲームを紹介します。
計算力を鍛える遊び(合計10ゲーム)
- トランプのA〜9のカードを使い、よく混ぜて場に20枚並べる。
- 山札から1枚ひき、場のカードと合計が「10」になるカードをとる!
- 取ったカードが多い方が勝ち。
- ※同じ色同士でセットになるように、などアレンジを加えてもOK
【知育ポイント】
- 暗算力が自然と身につく
- 数の組み合わせを考える力を育てる

うちの子は最初、指を使って計算していましたが、何度も遊ぶうちに「これは10になる!」とすぐに分かるようになりました。
思考力を伸ばす遊び(7並べ)
- 7のカードを場に並べ、手札を配る。
- 順番に、場に出せるカードを考えながら出していく。
- 出せるカードがない場合はパス。最後まで出し切った人が勝ち。
【知育ポイント】
- 先を読んで手札をコントロールする力が育つ
- 戦略的に考える習慣が身につく

「このカードを今出すと、次の人が困るかも?」など、相手の動きを考えながら進める力がつきます。
トランプ遊びで「負けの受容」を育てるコツ
トランプは勝敗が明確に出る遊びなので、負けることの大切さを学ぶ絶好の機会です。負けを受け入れる力は、感情のコントロールや社会性を育てるために非常に重要です。ここでは、負けても楽しく遊べる工夫と我が家で試した方法をご紹介します。
子どもが負けても楽しく遊べる工夫
1. 「みんなで楽しむ」ことを強調する
勝ち負けにこだわりすぎず、「一緒に遊んで楽しい!」という気持ちを大事にしましょう。負けた後でも、「楽しかったね!次もやろう!」と声をかけることで、楽しさを感じさせることができます。
2. 小さな成功体験を作る
「最初に1回だけ勝つ」という小さな成功を作ることで、子どもは負けることへの抵抗感を減らせます。最初に少し勝たせてあげると、ゲームが進むにつれて負けても楽しく続けられるようになります。
3. 負けてもすぐに次のゲームを始める
負けた時に長く落ち込む前に、次のゲームや違う遊びに移ることで、気持ちを切り替えやすくなります。「あれ、負けちゃったけど、次はもっと頑張ろう!」と前向きに次のチャレンジを楽しむ態度が育まれます。
我が家で効果的だった声かけ
実際に我が家で効果的だった声かけをいくつかご紹介します。負けた時、子どもが泣いたり怒ったりしてしまうこともありましたが、以下のような言葉をかけることで、気持ちを落ち着けられました。
こうした声かけは、子どもが「次も頑張ろう!」と前向きに考えられるきっかけになります。
まとめ
この記事では、トランプ遊びを使った子どもの知育アイデアを年齢別に紹介しました。ここで紹介した遊びを取り入れることで、子どもは楽しみながら計算力・記憶力・論理的思考力を身につけることができます。
トランプは、遊びながら学び、子どもの成長を助ける素晴らしいツールです。ぜひ、今回紹介した遊びを取り入れて、楽しく学べる時間にしてみてください。
これらのトランプ遊びを実践することで、子どもの学びの基盤がしっかりと築かれます。
この記事を参考にして、トランプを使った知育遊びを取り入れてみてください。
さらに詳しい知育アイデアや、他のゲームの提案記事もぜひチェックして、お子さんの成長に役立ててくださいね!

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